Network Users' Group ``wheel''
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ネットワーク機器用シリアルコンソールケーブル
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はんだづけタイプ
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圧接タイプ
部品
|
作りかた
|
ピンアサイン
|
参考文献
初版: 2015-04-18
最終更新日:
2015-04-23
ネットワーク機器用RJ45シリアルコンソールケーブル(はんだづけ型)
部品
-
DSUB9ピンメスコネクタ(はんだづけタイプ)
-
RJ45プラグ(より線タイプ)
-
1mmピッチのリボンケーブル
-
DSUB9コネクタカバー(お好みで。本ページでは利用していません)
-
RJ45コネクタカバー(お好みで)
下のリボンケーブルを使用
(上は一般的な1.27mmピッチのリボンケーブル)
RJ45プラグ(より線タイプ)。
画像には二つ写ってますが、使うのは一つです。
作りかた
-
今回用意した
10mmリボンケーブル
は10芯なので、黒と白の線を外して8芯にします。
長さはお好みで(1メートル程度が扱いやすいかも)。
-
ケーブルの片側にRJ45プラグを圧接します。
今回のリボンケーブルは芯線がより線なので、
プラグにはより線タイプを使います。
プラグに先付けタイプのカバーを付ける場合は、
圧接する前にケーブルをカバーに通しておきましょう。
茶色が1ピン、灰色が8ピンになるように圧接します。
-
ケーブルの反対側にDSUB9コネクタをはんだ付けします。
-
お好みでDSUB9ピンコネクタにコネクタカバーを取り付けます。
このときに、リボンケーブルを引っ張ったときに、
はんだ付け部分に力がかからないように、
金具をとりつけましょう。
ピンアサイン
RJ45側で1〜8に茶〜灰を接続したので、
DSUB9側は以下の色分けにしたがってはんだ付けします。
DSUB9側の5番ピンには黄と緑の二本をはんだ付けします。
RJ45プラグにリボンケーブルを圧接したときの色分けとピンアサイン
(RJ45プラグのピン番号順)
DSUB9 | |
RJ45 |
ピン番号 |
色分け |
信号の向き |
信号名称 |
色分け |
ピン番号 |
8 |
| 茶 |
← |
CTS/CS 送信可 |
| 茶 |
1 |
6 |
| 赤 |
← |
DSR/DR データセットレディ |
| 赤 |
2 |
2 |
| 橙 |
← |
RxD/RD 受信データ |
| 橙 |
3 |
5 |
| 黄 |
― |
GND/SG グラウンド |
| 黄 |
4 |
5 |
| 緑 |
― |
GND/SG グラウンド |
| 緑 |
5 |
3 |
| 青 |
→ |
TxD/SD 送信データ |
| 青 |
6 |
4 |
| 紫 |
→ |
DTR/ER データ端末レディ |
| 紫 |
7 |
7 |
| 灰 |
→ |
RTS/RS 送信要求 |
| 灰 |
8 |
1 |
空き |
← |
DCD/CD キャリア検出 |
対応なし |
対応なし |
9 |
空き |
― |
RI/CI 被呼表示 |
対応なし |
対応なし |
RJ45プラグにリボンケーブルを圧接したときの色分けとピンアサイン
(DSUB端子のピン番号順)
DSUB9 | |
RJ45 |
ピン番号 |
色分け |
信号の向き |
信号名称 |
色分け |
ピン番号 |
1 |
空き |
← |
DCD/CD キャリア検出 |
対応なし |
対応なし |
2 |
| 橙 |
← |
RxD/RD 受信データ |
| 橙 |
3 |
3 |
| 青 |
→ |
TxD/SD 送信データ |
| 青 |
6 |
4 |
| 紫 |
→ |
DTR/ER データ端末レディ |
| 紫 |
7 |
5 |
| 黄 |
― |
GND/SG グラウンド |
| 黄 |
4 |
5 |
| 緑 |
― |
GND/SG グラウンド |
| 緑 |
5 |
6 |
| 赤 |
← |
DSR/DR データセットレディ |
| 赤 |
2 |
7 |
| 灰 |
→ |
RTS/RS 送信要求 |
| 灰 |
8 |
8 |
| 茶 |
← |
CTS/CS 送信可 |
| 茶 |
1 |
9 |
空き |
― |
RI/CI 被呼表示 |
対応なし |
対応なし |
その他の情報
参考文献