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LXFS (BSD Filer)
赤外線通信でシリアル端末

初版: 2003/01/13
最終更新日: 2003/01/13


赤外線通信を使って、HP200LXとSLザウルスでファイル転送
〜 LXFS (BSD Filer) 〜



☆ LXFS (BSD Filer) とは

LXFS (BSD Filer)は、 UNIX系OSやDOSマシンで動作するプログラムで、 HP200LXとのファイル転送を行うためのものです。 HP200LXの内蔵アプリケーションの一つである「Filer」には、 他のHP200LXと赤外線やクロスケーブルで接続してファイル転送を 行う機能があります。 このファイル転送機能を、UNIX系OSで実現したのがBSD Filerです。


☆ LXFS (BSD Filer) をSLザウルスで使うには

適当にコンパイルして、
	bash-2.05$ bsdfiler -38400 /dev/ttyS1
のように起動します。

SL-C700には赤外線ポートがSDスロットの横にありますが、 この赤外線ポートは「/dev/ttyS1」として利用できます。 この場合は単純な無手順のシリアルポートとして使えるようです。 IrDA(IrCOMM手順)で使う場合は、/dev/irdaでしょうか?

/var/log/dmesg」をみてみると、

	Serial driver version 5.05c (2001-07-08) with no serial options enabled
	SharpSL serial driver version 5.05c (2001-07-08) with no serial options enabled
	ttyS00 at 0xf8100000x (irq = 14) is a 16550A
	ttyS01 at 0xf8700000x (irq = 12) is a 16550A, using IRDA
	ttyS02 at 0xf8200000x (irq = 13) is a 16550A
	rs_init: IRDA H/W initializaion
と起動時にメッセージが表示されていますね。


☆ LXFS (BSD Filer) のSLザウルス向けアーカイブ

SLザウルス向け (bsdfil03-slzaurus.tgz)


☆ 赤外線通信でHP200LXをシリアル端末に

SLザウルスの赤外線ポートは、ファイル転送以外にも、 シリアル端末の接続にも使えます。 くわしくは、 「赤外線通信でHP200LXをシリアル端末に」 をご覧ください。