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CF-T4にFreeBSD 6.2R
4.11RCF-T8

初版: 2007-08-12
最終更新日: 2007-10-28


CF-T4にFreeBSD 6.2Rをインストール


パナソニックのレッツノート2005年夏モデル、 CF-T4(CF-T4GWKHXP)では、 FreeBSD 4.11R同様に、 FreeBSD 6.2RもCD-ROMからインストールすることが (少なくとも、わたしが行った範囲内では) できませんでした。

また、単にPXEブートを設定するだけだと、 インストーラ (sysinstall) が起動しませんでした。 どうも、DHCPで指定した「root-path」そのものを ルートファイルシステムとして起動してしまい、 loginプロンプトが表示されます。

ここで、rootでログインして、 sysinstall (/usr/sbin/sysinstall) を起動しても、 うまく動きません。

起動メニューが出た時点でloaderプロンプトを表示させ、 「boot -a」でブートデバイスを指定できるようにし、 「ufs:/dev/md0c」からブートしなければならないようです。

○インストールの記録その1(失敗例)

PXEブートに必要なDHCP、TFTP、NFSのサーバ側設定は CF-T4にFreeBSDをインストール(4.11R)をご覧ください。 以下にCF-T4での操作を示します。

まず、ブート時のロゴ画面でESCキーを押しましょう。

起動メニュー時にESCキーを押します

すると、ブートデバイスの選択画面が出てきます。 ここで、Realtek Boot Agentを選択します。

起動メニュー時にESCキーを押します

PXEによるネットブートが始まります。 ここでは、DHCPサーバは192.168.1.1で、 NFSサーバは192.168.1.4で動かしています。

起動メニュー時にESCキーを押します

FreeBSD 6.2Rのブート画面がでてきます。

起動メニュー時にESCキーを押します

ここで、何もしないと、そのままFreeBSDがブートします。 正しくインストールするには、ここで作業が必要になります。 詳しくはブートデバイスを選択してブートする をどうぞ。

起動メニュー時にESCキーを押します

インストーラではなく、ログインプロンプトが出てきます。

起動メニュー時にESCキーを押します

/usr/sbin/sysinstallを動かしてみます。

起動メニュー時にESCキーを押します

インストーラは動きますが…

起動メニュー時にESCキーを押します

とりあえずそのままインストールを試みます。

起動メニュー時にESCキーを押します

読み込み専用でディレクトリを作れないというメッセージが出ます

起動メニュー時にESCキーを押します

そのまま強引に進めても当然うまくいきません。

起動メニュー時にESCキーを押します

○インストールの記録その2

ブートメニューが出た段階でローダプロンプトを表示させます。

起動メニュー時にESCキーを押します

オプション「-a」をつけてブート(ルートデバイスを後で選択)します。

起動メニュー時にESCキーを押します

ちょっと拡大してみました。 「OK」プロンプトのところで「boot -a」と入力します。

起動メニュー時にESCキーを押します

デバイスの検出が終わった段階で、 ルートデバイスをどれにするかを尋ねられます。

起動メニュー時にESCキーを押します

ufs:/dev/md0c」と入力します。

起動メニュー時にESCキーを押します

単に「md0」とかではダメです。 「ufs:/dev/md0c」と入力します。

起動メニュー時にESCキーを押します

インストーラが起動し、国の選択画面になります。

起動メニュー時にESCキーを押します

おなじみのsysinstall画面がでてきます。

起動メニュー時にESCキーを押します

適当にパーティションを切ってインストールします。

起動メニュー時にESCキーを押します

ルートファイルシステムを指定したときは、 エラーも出ずにインストールできるようになります。

起動メニュー時にESCキーを押します

このままインストールはうまく進みます。

起動メニュー時にESCキーを押します

おめでとうございますー、の画面まで到達です。

起動メニュー時にESCキーを押します


ご質問などありましたらお気軽に