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ハードウェア / RS232C→IrDAアダプタ

最終更新日: 2004-03-03


RS232C→IrDAアダプタ(案)


デスクトップパソコンなど、シリアルインタフェースを装備しているマシンを、 PDAのようなIrDAインタフェースを持ったマシンと接続するための、 有線→赤外線アダプタです。 参考文献[2]ほぼそのままですが、クロックジェネレータは、 キンセキのEXO-3 (19.6608MHz) に変更しています。 EXO-3のA〜Cピンの設定で、MAX3131に与えるクロックを 153.6kHz (9600bps×16, 128分周)、 307.2kHz (19200bps×16, 64分周)、 614.4kHz (38400bps×16, 32分周) のいずれかから選択します。

RS232C to IrDA converter
…かなりエエ加減な回路図ですが、 雰囲気は分かっていただけるのではないかと(^^;
…コンデンサその他の必要な部品も描いてないですが(汗)

115200bps、57600bpsで使いたい場合は、 クロックジェネレータをキンセキEXO-3 (14.7456MHz) に変更すればいいでしょう。 115200bpsの場合は 1.8432MHz (8分周)、 57600bpsの場合は 921.6kHz (16分周) になるように、A〜Cピンを設定します。 一つの基板に二つのクロックジェネレータを載せて、 ジャンパスイッチなどでビットレートを切り替えるようにすれば便利でしょう。 なお、動的にビットレートを変化させることまでは考えていません。

参考文献

  1. FMODEM携帯端末研究会; HP 100LX徹底活用ブック, 「5-4. Infrared 232Cケーブルを自作する」, (1994, BNN), ISBN4-89369-286-0, pp. 114-126.
  2. マキシム・ジャパン株式会社; 「Circuit Enables PCs to Communicate via IrDA」, http://japan.maxim-ic.com/appnotes.cfm/appnote_number/631/ln/en .
  3. キンセキ株式会社; 「EXO-3」, http://www.kinseki.co.jp/pdf/EXO3J.PDF .

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