初版: 2005-06-18
最終更新日:
2005-06-18
パナソニックのレッツノート2005年夏モデル、 CF-T4(CF-T4GWKHXP)では、 CD-ROMやフロッピーからFreeBSD 4.11Rをインストールすることが (少なくとも、わたしが行った範囲内では) できませんでした。
以下は、PXEブートを使ったインストールの記録です。
FreeBSD 6.2Rでは、 さらに工夫が必要でした。
CF-T8に FreeBSD/amd64 7.2Rをインストールした場合は 別のところで苦労しました。
サーバとして、IPアドレスが192.168.1.129のFreeBSD機を使いました。 このマシンにFreeBSDのCD-ROMをマウントし、 FreeBSDをインストールするCF-T4へ、 PXEブートに必要な情報をDHCPで、 PXEブートに必要なファイルをTFTPで、 カーネルをNFSで、 それぞれ提供します。
server-identifier 192.168.1.129; option domain-name "wheel.gr.jp"; option domain-name-servers 192.168.1.1; default-lease-time 3600; max-lease-time 7200; ddns-update-style none; subnet 192.168.1.0 netmask 255.255.255.0 { range 192.168.1.130 192.168.1.158; option routers 192.168.1.1; filename "pxeboot"; option root-path "192.168.1.129:/cdrom"; }
tftp dgram udp wait root /usr/libexec/tftpd tftpd -l -s /cdrom/boot
/cdrom -network 192.168.1.0 -mask 255.255.255.0
nfs_server_enable="YES" portmap_enable="YES"
ネットワークブートが始まります。 DHCPでIPアドレスが割り当てられ、 TFTPでPXEのブートコード(pxeboot)がサーバからダウンロードされます。
pxebootが動き、NFSでカーネルが読み込まれます。
あとはCD-ROMなどからインストールする場合とほぼ同じです。
カーネルコンフィグレーションメニューが表示されます。
Firewireのモジュールがないというメッセージが出ます。
PCカードは使いませんでした。
sysinstallのメインメニューが表示されます。